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ディズニー:オープンソースソフトウェアはウイルスだ

まず、動画の最後、約25秒の短いYouTube動画を見てください。動画の中で、眼鏡をかけた子供が「時間を節約するためにオープンソースのコードを使ったら、ウイルスが潜んでいたの?」と発言しています。これはつまり、「時間を節約するためにオープンソースのソフトウェアを使ったら、ウイルスが潜んでいたの?」という意味です。

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これはディズニー・チャンネルのメロドラマ『シェイク・イット・アップ』から抜粋したクリップです。セリフの後に笑いが続くため、視聴者は「オープンソース=ウイルス」と誤解し、オープンソース開発者からの批判の的となっています。ディズニーにとってさらに悪いことに、このエピソードが放送されたのは、子会社のピクサーが複数のアニメーション制作ソフトウェアをオープンソース化した直後でした。ピクサーとその開発者たちは、大きな恥辱を受けました。ピクサーのオープンソースであるRenderManとOpen SubDivは、アニメーション制作に欠かせないツールであり、業界で長年高い評価を得てきました。

ディズニーは社内でオープンソースソフトウェアを数多く活用しています。オープンソースのクラウドデータベース(NoSQL)MongoDBのエンタープライズサポートを提供する10gen社は、ディズニーにMongoDBを導入することで巨額の利益を上げました。ディズニーはオープンソースのユーザーであるだけでなく、貢献者でもあります。このような問題のあるクリップが生まれた最も可能性の高い理由は、制作チームがディズニーとオープンソースコミュニティの関係を理解し​​ていなかったことです。現在まで、ディズニーはこの件に関して何の声明も出していません。

これは子供向けの映画で、単なるジョークだから、あまり真剣に受け止める必要はない、という意見もあるかもしれません。しかし、ジョークに使えるテーマは、観客が既にそのテーマをよく理解している場合に限られると思います。ほとんどの観客が十分に理解していない「オープンソース」という概念に関して言えば、このセリフは間違いなく、特に観客が子供たちであり、見聞きしたもの全てを鵜呑みにしてしまう傾向があることを考えると、ネガティブな先入観を植え付けてしまうでしょう。ディズニーが意図的にそうしたのではないことを祈ります。

http://www.linuxpilot.com/industry/news/2012090301disney-open-source