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Qt Creator 8 リリース: オープンソース IDE が新しいプラグインと Python の改良をもたらす

Qtプロジェクトは本日、オープンソースで無料、クロスプラットフォームの統合開発環境(IDE)であるQt Creator 8のメジャーリリースをリリースしました。GNU/Linux、Android、macOS、iOS、Windowsで利用可能です。Qt Creator 7から約4か月後のリリースとなるQt Creator 8では、新しい実験的なプラグインが導入され、Qt CreatorのコードエディターとGitLabでコードカバレッジをコメントとして表示することでCocoコードカバレッジ分析ツールがサポートされるほか、プロジェクトの閲覧とクローン作成、バージョン管理ビューでのチェックアウト接続によるイベント通知の受信などが可能になります。

このリリースでは、Python開発者向けの機能強化も行われ、デフォルトで新しい​python-lsp-server​言語サーバーに切り替わります。これは、新しい「Python > 言語サーバー設定」設定ページで設定できます。さらに、Qt CreatorはUIファイルの未保存の変更を認識できるようになりました。

CMakeプロジェクト向けに、Qt Creator 8では「RelWithDebInfo」CMakeビルドタイプと「QMLデバッグおよびプロファイル」を組み合わせた新しい「プロファイル」ビルド構成テンプレートが導入されました。開発者は、「プロジェクトテンプレートで「デバッグ」および「RelWithDebInfo」CMakeビルドタイプのQMLデバッグオプションをハードコーディングするのではなく、Qt Creatorの「QMLデバッグおよびプロファイル」オプションに完全に依存できるようになりました。これにより、デフォルトで「デバッグ」および「プロファイル」ビルド構成が使用されます。」と述べています。既存のビルドディレクトリは影響を受けません。Android開発者向けに、Qt Creator 8ではWi-Fi経由でデバイスを接続できる新しいオプションが追加され、新しいAndroid SDKツールに関連するいくつかの問題が修正されています。iOS開発者向けには、開発中の継続的デプロイメントの速度が向上します。Docker開発者向けには、リモートプロセスとファイルのサポートが追加されます。

Qt Creator 8では、基盤レベルではlibclangベースのコードモデルフォールバックが廃止され、Clangdと内部LSPクライアント実装のみに依存するようになりました。RAM容量の少ない開発マシンでは、Qt CreatorはデフォルトでClangdを無効化し、その旨を通知するようになりました。今回のメジャーアップデートに含まれる変更点の詳細については、変更履歴の全文をご覧ください。Qt Creator 8.0は公式ウェブサイトからダウンロードし、GNU/Linuxディストリビューションにインストールできます。